結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

お涙なんぞくれてやるわい、な手紙朗読。

デザートが終わってしばらくすると、プランナーさん達が高砂の前にマイクを出してきました。

大体、披露宴会場とかになると、会場入り口の方に新郎新婦とご両親が並んで挨拶となりますよね。(その後のプチギフトを渡したりするのがスムーズになるため)

ここではただの食事会なので、こういった風になりました。

 

マイクの設置が終わると、もさおは立ち上がり、預けていた手紙を渡されました。

封筒に入れていた手紙を取り出したもさおの口元に殿がマイクを差し出してくれます。

 

 

あまりやりたくなかったな〜と思いながら、「お父さん、お母さん…」と始めました。

しかし、ここでこの手紙は花嫁から両親への…ではなかったので、「そこは置いておいて」と前置きして読み始めました。

 

 

当初、花嫁の手紙というのはやりたくありませんでした。

花嫁の手紙というのは、聞いていて楽しいものでしょうか?

親しい友人や親戚ならともかく、あまり接点のなかった職場の人の花嫁の手紙を聞かされても…と、自分がなった経験があったので、やりたくなかったのです。人物が想像できないし、話の内容も分かる人にしか分からない内容です。

それにその間はみんなを手持ち無沙汰にさせてしまいます。ご飯を食べるわけにもいかないし、かといって聞かないわけにもいかない…そういうことをさせたくない、とも思っていました。

 

 

だから、両親は置いといて、この手紙はこの日、来てくれたみんなへの手紙ということにしました。

なので、家族単位(ほとんど会ったことのない人には)や、一人一人に一言添えてお礼を言いました。

自分にとって血縁の遠い人から少しずつ近くなっていき、兄、弟、そこでようやく父親となりました。

 

 

私は絶対に泣かないだろうと思っていました。

淡々と読み進められるだろうと思っていましたが、言葉として読み上げると感情がこもってしまい、泣かないでいるというのは難しかったです。

父親、母親と二人には一言以上を添えて感謝を伝えました。

 

 

意外にも母親も泣いていたし、どうやら父親も泣いていたらしいです。

あとから殿が教えてくれたのですが、自分のことで精一杯でそんなことを見る余裕はありませんでした。

 

 

こうやって、花嫁の手紙を読み上げました。