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結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

挨拶前に何も決めないという無計画ぶり

次の日は、朝早く起きて朝食をいただき、6時頃に出ました。

しかし、朝食を食べたのにモーニングを食べることに。

殿は胃袋がすごく大きいのか、よく食べるので、2時間しか空けずに食事とかはあまりおかしなことではないようです。

もさおもそれなりに食べるので、少食でなくて良かった…と胸を撫で下ろしました。

 

そこのモーニングは殿が友人と行って美味しくて、家族とも行って…という場所でした。もさおはモーニング文化がないので、モーニングを初めて食べたのですが、朝からスムージーのようなものもいただけて大変美味しかったです。

 

それからまた移動しながら、「きちんと言っておこうと思って…」「籍を入れてもいいですか?」と聞かれました。願ったり叶ったりだったので「はい」と(この時のことはしっかり記憶があります)答えました。殿が嬉しそうに笑って、もさおも嬉しくなりました。

入籍については日程が決まったわけではなく、入籍しても良いという意思確認だけでしたが、それでも着々と進んでいるような気がしました。

 

春は桜で有名な観光地に着き、お寺を回り、お昼はお蕎麦を食べました。

その時もお互い写真を撮り合い、恋人といると自分はこんな表情になるのだな、と新鮮に思いながら眺めました。

 

お昼を食べた後もまたお寺を回り、それからとある湖に行きました。

殿がボートに乗りたかったみたいで、なんだか昭和なデートっぽくボートに乗りました。

ブラックバス釣りの大会があったみたいで、釣りをしている人が多くいましたが、殿はぐんぐんと湖の奥へ進んでいきます。

ボートの進みが早く、やはり男性だから力があるな、と感心しました。ムキムキマッチョが良いと思ったことはありませんが、あまりにヒョロヒョロで頼りないのはさすがに…という思いもあったので、少しだけ誇らしく思いました。

 

だいぶ奥まで行くと、殿はゆっくり漕ぎながら、色々と話をしてくれました。

主なことは来週の両親への挨拶のことでした。当時は会社の社長さんから九州へ行って営業をしていいとか、自由なことを言われていたらしく、殿もどうするべきか、と悩んでいるようでした。

もし、殿が九州へ来るのだとしたら、もさおは当時の仕事のまま、当時住んでいたマンションに住み続けることになります。

どうするのか急かしたい気持ちを抑えて、殿の話を聞くだけに留めました。

 

本当は挨拶の前に、こういったことは決めておくのが一番だと思います。

両親としては、結婚したらどこに住むのか、仕事をどうするのか、子どもを作る予定を立てているか、と聞きたいことはたくさんあるし、聞いてくると思います。

ここできっちり答えられると両親はとても安心します。

出来れば、二人できっちり話してから両親への挨拶へ臨むのが一番です。

 

しかし、もさおはそうはできませんでした。

殿が悩んでいることは自分では決められない、殿が熟考しなければいけない問題だと思ったのです。そしてもさおが急かすと殿がきちんと考えを煮詰めることができず、浅い考えのまま答えを出してしまう危険性がある気がしました。

なので、もさおは何もせず話を聞くだけにして、この日はまた殿の実家に戻りました。