結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

ジャッジメントされる緊張感

ようやくカフェを出て、企画展示を見に行くことにしました。

 

「それじゃあ買ってきます」と言った殿を見送り、チケットを購入する背中を見つめながら、虫の知らせのような嫌な感じがじわじわと込み上がってきて、慌てて駆け寄り、背中をポンポンと叩きました。

嫌な予感は的中で、殿はチケットを2枚買おうとしていたのです。

もさおは博物館とか美術館好きなので既に前売りでチケットを持っているのでした。

ちゃんと自分はチケット持っていると先に言えば良かったと反省しながら、「私はチケットあるから大丈夫です」と言うと、殿自身の分だけのチケットを購入してくれました。

 

チケットを自分の分だけだったのが申し訳なかったのか、せっかくだからと音声アナウンスを頼んでくれて、いざ企画展示へ。

「昔はこうやってお香を炊いて、その上に服をかぶせて服に匂いをつけてたんですよ」とかしょうもないウンチクをたれるもさお。音声アナウンスとか必要ない歩く無駄知識。

そんなうざい知識講釈たれを邪険にもせず、真摯に聞いてくれる殿。

企画展示を見終わり、常設にも行きますか?と聞いたか聞かれたかしたんですけど、そちらは行かず、博物館を出ました。

 

その博物館は近くに神社があり、どこに行きましょうか、と言いながらとりあえず、神社の参道を歩きました。

途中…というか、参道にはいくつもお茶とお餅を食べられるお茶屋さん?お饅頭屋さんがあり、「どこか入りますか?」と言われ、一応テレビでも紹介された有名なお店に入ることにしました。

お昼時は過ぎていたので、並ばずに入れる程度には空いていました。

たしか抹茶とお饅頭を注文しました。それを食べてまた色々とお話をしました。

 

お話をしている途中、食べるのも飲むのも終わっていたからなのか、お店の人がお皿をさげてしまいました。

 それを見た殿は確か、今のはちょっといけない、というニュアンスのことを言った(店員さんにではなく、さげられた後に独り言のように)と思います。重ねて言いますが、昔のことすぎて確実な記憶がございません。

ただその言葉に自分のことを言われたわけでもないのに、背筋が伸びる思いがしましたのは確かです。

 

もさおが販売のお仕事をしていた時に、お店の中の人の動きをすごくよく見ている人がいて、別のお客様と話しながらも、別のお客様のことを気にかけたりする方がいました。そしてそういう方は得てして店員の動きにも目を見張っていて、ここはこうしないと、としっかり見て指摘してくれるのです。

つまりヘラヘラ食べて飲んでしている間に一挙手一投足を見られている、椅子の座り方、鞄の置き方、手の位置、食べ方、飲み方…と思うと、ちゃんとしないと、と思ったのです。

ちゃんとしたい、ちゃんとしていると見られたい、というのが本当かもしれません。

前にも書きましたが、殿は歳上です。たくさんの人を見てきただろうから、子どもじみた振る舞いをしたら、呆れられるかもしれない…そんな危機感を改めてしかし5秒もすればそんな気持ちは頭から気を失せました感じました。

 

弁明すると、殿は接客が悪いからといって横柄な態度で怒鳴りつけたりしません。大抵はお店に入る前とかなら「ちょっとやめておこう」、入ってしまった後ならすぐに出ようとします。

モラハラっ気があるわけではなく、お店の造りや接客態度、料理の質などに厳しいし、いいお店を見るのが好きなだけ(実際、近所のバーがすごく良いのでそこに行きたがって「もさおちゃん、あそこ行こう」と目をキラキラさせて言ってきます)です。

 

話が逸れましたが、本日3度目のお食事…まあ、軽くつまむものor飲み物ばかりだし食べれるよな〜それよりも、この人は少食なのかな〜と今は平和に考えているのでした。