結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

心の中百面相

三宮の駅で「ここで地下鉄に乗っていったら新神戸の駅に着きます」「わかりますか?」と殿に言われ、「多分、大丈夫…だと思います」と答えました。

その反応にもさおがちゃんと新神戸に辿り着けるか心配になったのでしょう。

殿は「じゃあ行きましょう」と一緒に改札をくぐりました。

 

自分がどう行けばいいのかわからなかったので、殿が同じ方角で良かったな〜と楽観的に思い、「殿さんはどう帰るんですか?」と聞きました。

殿がこうこうこうやって〜と教えてくれるも全く知らない路線、知らない駅名に『???』という顔をしながら「それって同じ方角ですか?」と更に尋ねました。

殿がどこに住んでいて、どの駅からどういうルートで帰るかわからなかったもさおは、ここからどう帰るのか純粋に興味があったのですが、殿の返事は意外なお言葉でした。

「いえ、ちょっと違う方向なんですけど…」

 

oh…つまり、もさおの生来の間抜けで頼りなさそうな頭の中身のせいで心配になった殿は新神戸の駅まで一緒についてきてくれるという…「ワタシ、モウ成人シマシタ、良イ大人アルよ」と情けない自分にショックを受けたもさおの頭を似非中国語がよぎります。

 

新神戸の駅にはすぐ着き、もさおは預けていた荷物を引っぱり出します。

「もう行くんですか?」という殿の言葉に馬鹿正直に「いえ、お土産を買ってから行きます」と答えるもさお。だからお前は駄目なんだと今にして思うのですが、今だって駄目なので同じアニャルの狢です。

 

下ネタ自重しましょう。

 

なぜ同じアニャ以下略なのかというと、殿はもさおがお土産を買うところをじっと待っていてくれたからです。

(うおおお〜こんなことまで付き合わせてしまって申し訳ないよおおお〜はよ帰ってくれてもいいんだよ〜)と思い、慌ててお土産を買おうとしました。

その時、レジに一緒に置かれる別の商品。

そして全て支払おうとする殿。

(おおおーーーーい!!!これはもさおが個人的に買うお土産であって、そこまで払ってもらっちゃあ、おしめぇよ!!!)と心の中のフーテンの寅さんが叫び、噛み砕いて言葉にするも「ご両親に」と押し切られる形で、この日何度目かの奢られでした。

すっごく申し訳ないし、社会人として情けない気がしました。

 

そんなやりとりを経て、ようやく改札をくぐり、もさおと殿は別れたのでした。