結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

念願のサターン

オランダ館を出ると雨が降り始めていました。

他の館を一つ巡った後に良い時間なので、お昼を…となり、小さなカフェっぽいところがあったので、そこでお昼を食べました。

 

それからまた一つ館を巡り、とうとうお待ちかねの山手八番館に辿り着いたのでした。山手八番館はそう大きくなく、入ってすぐ左手の部屋に『サターンの椅子』がありました。

雨が降っていたからか人も少なかったです。

サターンの椅子は2つあって、向かって左側が男性用、右側が女性用で、男性、女性同時に座っても良いんだとか。

お客さんは女性が多かったような気がします。待っている間、他の人がどんな風にお願い事をしているのか見てみましたが、皆一様にうつむき、膝の上で手を組み、真剣に願い事をしているようでした。神社やお寺などでのお祈りと比べると長過ぎるくらいの時間を座っていたように思います。でも願いが叶う椅子と言われているのなら、やはり真剣さが違うのかもしれません。きっと足りないくらいの人もいるんでしょう。

 

すぐにもさおの順番が来たので座らせてもらうことにしました。

座り、うつむき、手を強く握ってお願いごとを祈りました。

 

 お願いすることは決めてきたので、特に迷いません。

『病気の親戚が苦しくない毎日を過ごせるように』と

『いい人がいたら結婚したい。いい人じゃなかったら結婚しない』

その2つでした。

 

今思えば何でその2つだけにしたのか、もっとお願いくらいあるんじゃないのかと思うけど、あまり神頼みするのが好きじゃなかったので(初詣とかでもお願い事などせず、『今年一年頑張ります』くらい)、一番大事なこと(親戚)と、神頼みしないと叶いそうにないことをお願いしてきました。

 

一度サラッとお願いして、(真剣さが足りなかったかな?)ともう一度真剣にお祈りしようと思いました。でも出来ませんでした。

なぜなら、殿がサターンの椅子に座るもさおを写真に撮っていたからです。

(その前に「せっかくの記念だから」と館の前でもさおの写真を撮ってくれてたんで、それがなかったら盗撮みたいで嫌でしたが、記念に撮ってくれてるんだな〜と思いつつ、ちょっと待てよ、とも思っていました)

いや、いいんですけど…良くないです。こっちに集中できない…と思いつつ、まあ叶ったら儲けもんくらいでいいや、と立ち上がりました。

 

殿にもどうですか?と聞いたんですけど、殿は「いいです、いいです」とそそくさと次のお部屋へ。座ったら殿も写真撮って仕返しをしようと思っていたので残念でした。

 

 山手八番館はロダンの彫刻などや、調度品、ステンドグラスも素敵だったりするんですが、南米かどこかの彫刻を集めたお部屋があって、そこには西洋や彫刻や東洋の仏像とは違い、人間の感情がダイレクトに表現したような彫刻がありました。

ひとつの館に多次元の世界が共存しているようで不思議な感覚になる館でした。