読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

いざ、異人館

進み始めると、殿も何となく地図の見方がわかるようになってきたらしく、「こっちですね」と言いながら歩けるようになりました。特に会話らしい会話もなく坂を上るもさおと殿。

ほどなくして、オランダ館やオーストリア館の3館入場できるチケットセットを売っているチケット売り場に辿り着きました。

とりあえず、オランダ館でオリジナル香水が作りたかったもさおは、ここでチケットを購入しよう、と思ったら…

 

 との が お金を 出そうとしている!!▼

 

無理矢理にでも自分で払いますか?

 はい

▶いいえ

 

殿くらいの年代の男性からよく聞くのですが、「自分たちの世代は女性にお金を払わせるのがありえない時代だった」と。バブルってやつだそうです。私はまだ食べたことないんですけど。

殿もそのように言うのであまりにも意固地に自分がお金を出そうとするのも良くないと思い、次なる時は…!と虎視眈々と次のお金を出す機会を狙うことにしました。

 

まず始めはオーストリア館に入りました。

古めかしい佇まいに古めかしい調度品やらお洋服やらが飾ってあったりする中、殿がふっと「ヨーロッパと日本だと湿度が違うから、こういった青い色でも向こうだともっと鮮やかに見えるらしいですね」と言ってくれました。

殿は今まであまり表情が変わらなかったので、男性は得てしてこういったものを面白くないと思うのでは、と不安になり、もさおは自分のやりたいことに付き合わせてしまっているという罪悪感を覚えていました。

しかしその一言で、それなりに楽しんでいるのかも、という安心感を覚えました。

それにそんなことを言い出す人を見た事がなかったので(大体は「すごいですね〜綺麗ですね〜」とかそのくらいの言葉のみ)、ああ、こんなことを考える人なんだ〜と殿に興味を持ったのと、今まで知らない人と歩き回らなければいけない事実に気が重かったのですが、少し楽しくなってきました。

 

ちなみに殿が言った言葉はイタリア古寺巡礼という本に書いてある(結婚してから読ませてもらいました)のですが、これを読んでいる人に巡り会うなんてそうそうないだろう、と今にして思います。

イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)

イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)

 

 

その後、ザッハトルテ〜とお土産を横目に次はデンマーク館へ。

こちらはバイキング的な展示があり、そこでも殿の一言。

「『キングダム』っていうドラマがあって、それが好きで〜」と言うのです。

キングダム コンプリートBOX [DVD]

キングダム コンプリートBOX [DVD]

 

 デンマークの病院のドラマということで、社会性の高いドラマかな〜、やっぱり歳も上だし、そういうのを見るのか〜と幻想を抱いて思いました。

この時に内容知らなくて良かった。

「バリバリのカルトやんけーーー!」と全てを知るのはまだ後の話。