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結婚するんだなぁ もさお。

オタクで喪だったアラサーが既婚になるまで…結婚に至るもさおへ至る結婚。

旅立ちの朝

泊まった神戸のホテルは最高でした。

朝食は洋風で自家製ヨーグルトや果物、パン…他にもおかずがたくさんあるバイキング形式でした。こんな美味しい朝食を摂る機会はそうそうない!食べ溜めだ!と欲張って多めに食べました。

そして荷物をまとめ、チェックアウト。殿と待ち合わせている駅へ向かいました。

 

殿は少し遅れているみたいで、父に電話があり…もさおにも電話があったみたいなのですが、気付かずスルーしてしまいました。まるで無視してしまったみたいで申し訳ない気がしたけど、「わざとだよ」と『NANA』の幸子ばりに言うわけにはいかず(そもそもわざとではない)、もうすぐ来るということで殿を待ちました。

 

遅れて小走りでやって来る殿を見ながら確か父が外見のことを褒めた気がするんですが何を言ったかは忘れました。「見た目が若い」なのか忘れたんですが、まあ確かに並んで歩いていてご遠慮願いたい容姿ではないから良かった、と父の言葉に賛同した(何と言う上から目線…マウンティング…ウホウホ)のは覚えています。

ハゲてない、太ってない、身長はそう変わらず、何より実年齢より若く見えるというのは大きかったと思います。

 

そして両親が京都へ行くのを見送り、もさおと殿の神戸の異人館をめぐる旅が始まりました。

「それじゃあ行きましょうか」と言う殿についていくもさお。しかし、殿の様子がおかしい。「あれ?ん?」とスマホを一生懸命に見つめている…。

 

もしや…。

 

「多分こっちです」

 

行ったことないんかーーーーい!!!!!

 

「駄目だ、こいつ早くなんとかしないと」と、もさおの中の新世界の神が囁きますが、ぐっと堪えて、昨日母が「ここをまっすぐ行ったら異人館よ〜」と言っていた場所まで誘導するしかない、と思いました。

お客さん気分じゃいかん。自分で何とかせねば…と、よくわからない使命感に燃え、もさおは異人館へと踏み出したのです。